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気管にできた腺様嚢胞癌と闘う母の記録

手術か放射線治療か。


2018.1.16(火)【入院5日目】

ICUから個室に移動。
呼吸もそんなに苦しくなさそう。
朝食も普通食を食べたとのこと。

午後、病室に主治医が来られて、
手術(声帯ごと切除)か、放射線治療をするか、その場で決断を迫られる。

癌が今すぐどうこうというより、癌の腫瘍が気管を塞いで今にも窒息しかねない という状況だから、かなり切羽詰まった様子。
…ってかなり人ごとみたいだけど、母はつい数日前までこの状態で過ごしてた訳で、なんなら入院前より入院した今の方が呼吸が楽なようで、(たぶん気持ちの問題だけど)
主治医の緊迫感と、その場にいた母・父・私の温度差をかなり感じた。
けどその主治医の緊迫感から、『そんなに緊急なんだ…』ってことが伝わった。

手術するか、放射線治療にするか、今この場で決断してほしいと言われても、そんな決断この場ですぐになんて決められない。。。

手術して声帯ごと切除してしまったら、その時点で確実に声は失う。
手術で原発の腫瘍は取り除けても、もしかしたら転移している可能性もある。
そしたら何のために声帯ごと切除したんだろうってなるかもしれない。
転移してない可能性だってあるわけだけど。

放射線治療は、どこまで効果があるのかは分からないけど、とりあえず腫瘍を少しでも小さくして今の窒息の危険を回避することはできる。
でも放射線治療だけで腫瘍を消滅させることはできない。

生検の結果が出て、癌の種類が『腺様嚢胞癌』と確定したら、腺様嚢胞癌には『陽子線治療』が効果があるというのをインターネットからの情報で調べていたので、
『結果が出るまで待ちたい』と主治医に言ったら、
結果が出るのは早くても来週の月曜日以降になるから、『それを待つ時間はない』と言われた。

陽子線治療とは…(↓ネットの記事より引用)
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あまりに緊迫した雰囲気の病室。
今この場で決めろと言われてもムリ。。。
少しでいいから、家族だけで話をさせてほしいと言って、主治医や他の先生や看護師さんに一旦退室してもらった。

そして母・父・私で話し合った結果、
・手術して声帯ごと切ってしまったあとに、陽子線治療が効く腺様嚢胞癌だと分かって後悔したくない。
・この短時間で声帯を切除するという決断はやっぱりできない。
・とりあえず、まずは放射線治療をしよう。

ということで意見が一致したので、主治医に『放射線治療でお願いします』と伝えに行った。

さっそく、明日の朝9時から放射線科の先生と今後の治療について面談することに。
放射線を当てる位置を決めたり説明だけだから母だけでもいいと言われたけど、
心配だし、母も1人で説明を聞くのは不安だと言うので、私も一緒に聞くことにした。
放射線科の先生に陽子線のことも聞いてみよう。

by necorin29 | 2018-02-17 18:25 | Comments(0)