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気管にできた腺様嚢胞癌と闘う母の記録

まさかの事態…からの再び人工呼吸器。


2018.2.6(火)【入院26日目】

前日から宿泊していた父が面会へ。
昨日と同じく、文字盤と身振り手振りで会話。
『午後から人工呼吸器の管がはずれるよ』って母に言ったらニッコリして喜んだそう。


14時から管を抜く処置をするので、処置の間 父 一旦退室。

15時頃には処置も終わって面会できると思いますよと言われたので、それぐらいにICUに戻ると、
『まだ処置中の為、お待ち下さい』と、
手術の時に持たされたPHSを持たされる。

その後なかなか連絡が来ず不安になる中、17時頃ようやくPHSが鳴ってICUに呼ばれる。

母のところにすぐに通されず、
ICUの面談室で先に主治医からお話。


話の内容は、

*14時から人工呼吸器の管を抜く処置をしたところ、抜いて30分後くらいに呼吸困難を起こしてしまった。

*気管が腫れていて、例えばクッションや枕を手で押して、手を離したあとゆっくり戻ってくるような感じで、時間の経過とともに気管がピタッと塞がってしまったようだ。

*硬性気管支鏡で削り取ったところの傷からの出血などはないが、傷がかなり盛り上がっている。(癌が大きくなった訳ではなく、傷の部分の皮膚が盛り上がってる状態)

*それもあり気道自体がかなり狭くなっている。

*呼吸困難で顔面蒼白になりかなり危険な状態になったので、再度人工呼吸器の管を入れた。その後、今は呼吸は落ち着いている。



主治医からのお話が終わったあと母のところへ。
状態は落ち着いていて、朝面会した時と同じ感じで、帰りがけには手を振ってくれたそう。
人工呼吸器がはずれたら、父から私に連絡が来るだろうと思ってたのに夕方になってもなかなか連絡が来ず、
おかしいなぁ、何かあったのかなぁ、ってずっと落ち着かなかったんだけど、まさかこんなことが起こってたとは。。。
夜 父から電話が来てこの話を聞いたときは本当にビックリした。
気管がピタッとくっついて塞がるなんて想像もしなかったし、想像しただけで苦しくなる。
処置をした主治医もこの展開は予想していなかったようでかなり慌てたらしい。
面会した時は落ち着いていたみたいだけど、落ち着くまでにはものすごく苦しかっただろうしかなり時間がかかったと思う。

また人工呼吸器になってしまったけれど、とにかく無事でよかった。


明日、放射線科の先生と今後の治療について面談することになっているけれど、
当初は人工呼吸器が抜けたあとの治療についてだったのだが、今日のこともあり、人工呼吸器をつけたまま放射線治療をする、ということも含めてお話があるそう。

どういうことだろう。。。
希望している陽子線治療ではなく、放射線治療をするということなんだろうか。

明日しっかり話を聞こう。


by necorin29 | 2018-02-28 20:40