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気管にできた腺様嚢胞癌と闘う母の記録

副作用について、主治医とお話。


2018.3.31(土)【入院79日目】

面会に行ったら、いつもより酷く咳き込んでいて、
『喉に痰が引っかかってるんだけど、咳してもなかなか出てこないの。。。』と、辛そう。

背中の赤みやただれも、月曜日に見た時よりかなり酷くなっていて、この数日で放射線の副作用が急激に出てきてるのがよく分かった。

↓お見苦しくてすみませんが、母の背中です。
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背中は、ただれて痛いという感じではなく、痒くて仕方ないみたい。


あと6回で放射線治療が終了で、終了翌日の4/10に退院予定だけど、こんなに辛そうな状態(多分まだ酷くなるはず)で退院していいんだろか??


って不安に思ってたところに、病室に主治医登場!
土曜日にお会いできるとは、ナイスタイミング!

で、いろいろ不安に思ってることを聞いてみた。


*この副作用はどれくらい続くのか?

放射線治療は、終盤に近づくほどに照射線量が体に蓄積されていくので、
(母の場合は、1回2グレイの照射で、全35回(70グレイ)照射なので、今の時点で58グレイが気管に照射されたことになる)
最初の頃は体への負担や副作用はほとんどないけれど、後半になるにつれ、治療前に説明があったような副作用が出てくる。

気管の、声帯の近くに腫瘍ができるということが本当に稀なことなので、症例というものがなく、正直 副作用も予想していないものが出てくる可能性もある。

夜になると高熱が出るというのも、予想していなかったけど副作用の1つだろう。

人によって副作用の出方やどれぐらいで楽になるとかは違うけれど、一般的には治療終了後2週間くらいで副作用の症状はおさまると思う。



*このような副作用が出てる状態ですぐに退院しても大丈夫??

病院にいても、退院して家にいても、辛いのは同じで、どちらにいても症状を抑える薬を服用したり冷やしたりということしかできないので、退院しても大丈夫。
今後喉の痛みが更に酷くなって、どうしても食事や薬を飲み込めなくなって、栄養補給や痛み止めなどを点滴しないといけなくなった時は、病院での処置が必要になるので、その時はすぐ退院ということにはならない。
来週1週間の様子で、4/10に退院できるかどうか考えましょう。



*痰を出したいけどなかなか出ないらしいんですが…

レントゲンを撮っても痰は写ってないので、それは痰ではなくて放射線の副作用で喉に炎症が起きていることでの違和感だと思われる。
背中の皮膚にただれたような赤みが出てるのと同じで、喉の場合は粘膜なので更に皮膚が柔らかいので背中よりも喉の中は炎症を起こしているはず。
痰があるような違和感があると思うけど、痰ではないので咳をして無理に出そうとしなくて大丈夫。



ふぅ。。。いろいろ聞けてすっきり。

特に母は、痰を出さなきゃ!出したいっ!と思って咳をするのに全然出てこなくてイライラしてたらしく、
それが痰ではなくて炎症での異物感ということが分かって安堵したらしい。

今週1週間でかなり副作用が出てきたから来週が心配だけど、症状を抑えるお薬も追加されたし、この状態がピークということで、新たな副作用が出ないことを願う!



今日のお昼ごはん。
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ミルミルのとろみ付きが美味しい♪(ちょっともらったw)


お昼ごはんのあとは、今日も車椅子でうろうろ〜

食後のデザートはコチラ↓
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桜はだいぶ葉桜になってました🌸🍃
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by necorin29 | 2018-03-31 18:40