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気管にできた腺様嚢胞癌と闘う母の記録

久々のCT検査。


2018.9.28(金)【再入院⑤ 7日目】

この1週間は、晴れたり雨だったり気温の変化が大きかったり台風が接近していたり、
そんな影響もあるのか、母に言わせると『体調はイマイチ』らしい。

痰は相変わらず良く出て常に喉がゴロゴロ言ってるけれど、肺炎による胸の苦しさや気だるさは抗生剤の点滴が効いておさまってきている。
熱も平熱。


今日は午前中に、血液検査・レントゲン、そして久しぶりに造影剤を使ってのCT検査。
CTの検査では、手術で削り取った気管内のガンの部分の経過が詳しく分かるので、結果が出るまでドキドキ。
ドキドキしてるのは私と父だけで、母は特に気にもしていない様子だから、さすがというか何というか。
でもそんなことより呼吸が苦しい方をどうにかしてほしいのかも。


午後から病室に主治医が来られた。
CT検査の結果は、『ガンの部分は前回のCTと特に変化はなし!大丈夫!』
ってことでホッッ!!
とりあえずよかった!

肺炎は、レントゲンの結果 まだうっすら炎症が映ってるから、引き続き抗生剤の点滴での治療をしながらあと1週間くらい様子を見て、それから退院、という予定になった。


気管内を塞いでいたガンを1月に手術で削り、残った部分を放射線治療で小さくし、治療後からの半年で大きくなったりの変化がなかったことは本当に嬉しい。

けど、その治療で気管にステントを留置したことによって、誤嚥性肺炎を何度も繰り返していたり、痰や息苦しさに常に苦しめられている。
どうにかできないものなんだろうか。。。


気管内という珍しいところにできた腺様嚢胞癌という珍しいガンで、がんセンターの先生方も手探り状態で、『やってみないと分からない』という中、本当にひとつひとつ乗り越えてきたけれど、今後この痰や息苦しさや誤嚥性肺炎再発の不安とずっと付き合っていかないといけないのは、母の体力的にも気持ち的にも本当にキツイと思う。

それでも、泣き言やグチを言わず 家族にあたることもなく、淡々と病気と向き合っている母は強いなぁと思う。


病院の前に咲いていたコスモス。
久々のCT検査。_e0397323_23294041.jpeg
病院通いで季節を感じます(^-^)

by necorin29 | 2018-09-28 23:20